今年から制定された「交通事故死ゼロを目指す日」の二十日、道警や道などが札幌市中央区の共済ホールで、交通安全集会を開いた。
大会には約六百人が参加。高橋清孝道警本部長は「道内で昨年九十九人が死亡した交差点事故や、依然減らない飲酒運転などの対策を進める」と強調した。
交通事故被害者遺族の手記が朗読されたほか、交通安全宣言で、札幌西高一年の吉川元気さんと浅井美奈子さんが「登下校時に時間に余裕を持って周囲に気を配り、交通事故ゼロを目指します」と誓った。
「ゼロを目指す日」は、統計が残る一九六八年以降、死亡事故が一日も途切れていない状況に歯止めをかけようと、政府が二月二十日と四月十日に制定した。
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