【白糠】陸上シーズンの幕開けを告げる第二十九回白糠町ロードレース大会(白糠陸上競技協会主催)が二十三日、町総合体育館を発着点に開かれた。春を感じさせる陽気の下、全道から集まった約五百人のランナーが健脚を競った。
釧路・根室管内をはじめ札幌や帯広、網走など道内各地から七-八十歳のランナーが参加。三キロ、五キロ、十キロのコースで計十二種目が行われた。
正午の気温は八・〇度と四月中旬から下旬並みの暖かさ。風はまだ冷たかったが、参加者はやわらかな日差しを背に思い思いのペースで走った。
小学生男子で優勝した浜中榊町小六年の柴田尚太朗君(12)は「最初はあまり飛ばさず、他の選手のスピードが落ちたところで抜こうと狙っていた。明日は卒業式なのでいい思い出になりました」と話した。
中学生女子を制した帯広第四中一年の曽我風季さん(13)は「男子についていこうと頑張りました。ちょっと寒かったけれど、走っているうちに温かくなりました」と笑顔を見せていた。(小塚由記夫)
各種目の一位は次の通り。
◇10キロ ▽一般男子A 星竜也(釧路市)▽同B 平岡幸彦(別海町)▽同C 内藤利夫(恵庭市)▽一般女子A 池田絵理(浜中町)▽高校生男子 鵜ノ沢凌(根室市)
◇5キロ ▽一般男子D 志渡則男(千歳市)▽一般女子B 北沢麻依子(釧路市)▽中学生男子 露口学(白糠町)▽同女子 曽我風季(帯広市)
◇3キロ ▽小学生男子 柴田尚太朗(浜中町)▽同女子 荒矢紗央(浜中町)▽親子 北村博子・慎吾(網走市)
0 件のコメント:
コメントを投稿