国土交通省新千歳空港事務所は18日、17日夜に千歳市の新千歳空港上空を飛行していた全日空機と北海道国際航空(エア・ドゥ)機に落雷があり、機体の一部が損傷したと発表した。いずれも目的地まで運航、けが人はなかった。
新千歳空港事務所によると、落雷は17日午後9時半ごろ発生。着陸直前の中部発新千歳行き全日空717便(乗客乗員計131人)は機体前方に穴のようなへこみ2カ所(最大で直径約3ミリ)と、溶けた跡が5カ所(最大で長さ約6センチ)あった。離陸直後の新千歳発羽田行きエア・ドゥ28便(乗客乗員計62人)は水平尾翼の部品に穴が開いた。穴の大きさは調査中という。2機とも18日の運航は不可能になった。
札幌管区気象台などによると、17日は寒冷前線の影響を受け、雷雲が発生しやすい気象条件だったという。
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