2007年11月20日火曜日
初の地方戦 満員御礼 苫小牧ファン熱狂
札幌以外の都市では初めてとなるレラカムイ北海道のホーム試合が11日、苫小牧市総合体育館で行われ、会場は地元などのファンでほぼ満員となった。試合は敗れたものの強豪トヨタ自動車と最後まで一進一退の攻防。目を離せぬ白熱した戦いに観客は盛んな声援を送り続けた。試合後には折茂ら選手のサインを求めるファンの列ができるなど、チームの道内への浸透ぶりを感じさせた。 収容人数2000人の同体育館には、ほぼ満員となる1975人が詰めかけた。地元中学生による前座試合の後に行われたトヨタ戦は78-80で惜しくも逆転負けし、今季初の連敗を喫した。だが、最後まで行方が分からないスリリングな試合展開に、会場は大いに盛り上がった。 レラカムイの試合を初めて観戦した胆振管内白老町の小学4年、中摩柚希(ゆずき)さん(10)は「生で試合が見られてすごく良かった。白老にもレラカムイに来てほしい」と話していた。 今季はホーム18試合のうち、札幌以外の開催は3試合。11日の苫小牧のほか、旭川(来年1月19、20日)で2試合を開催する。来季のホーム試合数や試合日程は未定だが、渡島管内七飯町出身の若手選手野口がいることなどから隣接する函館市などから「レラカムイの試合を開きたい」との要望が寄せられている。 プロチームにとって、競技の普及や新たなファン獲得につながる地方開催の意義は大きい。運営会社のファンタジア・エンタテインメント(札幌)の水沢佳寿子社長は「いろんな地域の人に試合を見てもらいたい。来季は苫小牧、旭川に加えてもう1試合程度、札幌以外の開催を増やしたい」と話している。
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