2007年12月12日水曜日

道と札幌市に減増資案説明 債務超過解消へ HFC

来季J1昇格を決めたコンサドーレ札幌の運営会社、北海道フットボールクラブ(HFC)は11日、同社に出資する道と札幌市に対し、減増資により債務超過を解消する経営健全化案について説明した。  2006年度決算で累積赤字が27億5400万円、債務超過1億9800万円に上っているHFCは、11月中旬までに資本金25億5600万円の80%を減資し、3億円の増資により債務超過を解消する同案をまとめた。  すでに筆頭株主のコンサドーレ札幌サポーターズ持株会の理事会への説明を終えたがともに1億5000万円を出資する道と札幌市への公式的な説明は初めて。HFCはJ1昇格を踏まえた経営計画書などを提示し、減資への理解を求めた。  この日は道、札幌市ともに同案の説明を受けるだけにとどまり、回答は保留した。HFCは今後も両自治体との話し合いを継続する一方で、他の出資企業に対しても説明を行っていく方針。  Jリーグの内規ではJ1昇格クラブは債務超過の解消が義務づけられている。

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