2008年1月25日金曜日

日本、米に惜敗 アイススレッジホッケー 旭川で開幕

【旭川】障害者スポーツ「ジャパンパラリンピック」のアイススレッジホッケー競技大会が22日、旭川市の旭川大雪アリーナで開幕。初日は予選リーグ2試合を行った。大会には日本のほかカナダ、ノルウェー、米国が出場。2010年バンクーバー冬季パラリンピックに向け、強豪相手に日本の強化を目指す。
 日本障害者スポーツ協会日本パラリンピック委員会などの主催。例年は国内クラブチーム中心の大会だが、3月の世界選手権を前に、トリノ冬季パラリンピックでメダルを獲得した3カ国を迎え、予選リーグと3位決定戦、決勝で競う。
 日本の13人にはDF須藤悟(37)=札幌=とFW伊藤仙孝(24)=旭川=、GK永瀬充(32)=同=の道産子3人も参加。この日は須藤と伊藤が出場した。
 トリノパラリンピック3位の米国と対戦した日本は第1ピリオド9分49秒、パワープレーからFW上原大祐(26)=長野=が相手GKの肩口を抜いて先制。しかし第3ピリオド残り38秒で、混戦から米国に押し込まれ同点に。5分間の延長戦でも決着せず、PS戦0-1で敗れた。第1試合はカナダが5-3でノルウェーを退け、トリノ「金」の貫録を見せつけた。
 大会は25日の国内クラブチーム選手権を挟み26日まで。日本は予選リーグで23日にノルウェー、24日はカナダと対戦する。

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