【苫小牧】「よいとまけ」などのお菓子で知られる菓子製造販売の三星(苫小牧)は八日、創業者一族の小林正三社長(59)が退任し、筆頭株主の不動産会社、大東開発(同)の三浦実社長(66)が新社長に就任したことを明らかにした。
三星は一九九八年に苫小牧市糸井に約十億円を投じて本社工場を建設したが、競合他社との競争激化により、二○○五年七月期以来、二期連続で赤字を計上。同社での勤務経験があり、創業者一族との親交のある三浦社長の経営手腕により立て直しを図ることにした。
三星は一九一二年(明治四十五年)に苫小牧駅前で「小林三星堂」として開店した老舗企業で、六四年に法人化。苫小牧のほか札幌などにも直営店舗を展開してきたが、この数年は苫小牧の店舗に経営資源を集中させている。二○○六年七月期の売上高は約二十三億円。従業員数はパートなどを含め約三百七十人。
(北海道新聞より引用)
2007年6月21日木曜日
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