頼れるエース、ダビがまたも大仕事をしてくれた。1-1の後半35分、頭でゴールネットを豪快に揺らし決勝ゴール。初の2戦連続弾で、今季初の逆転勝ちを呼び込んだ。ヒーローは「FWとして点を取らなければいけない。2試合連続でチームに貢献できて良かった」と、とびきりの笑顔をつくった。 勝ち越し点は、そんなダビの点取り屋としての嗅覚(きゅうかく)と責任感でもぎ取ったものだった。相手ボールを奪って、ダビが最初のパスを受けたのは自陣だった。そこから右サイドを駆け上がっている砂川にロングパス。ダビは、ここから相手ゴールまで約50メートル疾走。ファーポストに走り込み、砂川のクロスを、地面にたたきつけるようにヘディングシュートを打ち込んだ。 ダビは「ゴールまで距離が長かったけど、きっとチャンスになるだろうと思った」と会心のゴールを振り返った。 1点目もダビのドリブル突破が起点になり、PKにつながった。「砂川が相手ボールを奪ったし、石井が走り込んだから。みんなで取った点が一番いいよ」。チームメートを信頼し、感謝する。ダビの言葉が、札幌の好調の要因すべてを表している。
(北海道新聞より引用)
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