2007年10月5日金曜日

旧深名線のレール使い案内看板 唯一残存の鉄橋

【幌加内】旧JR深名線で唯一現存する町内政和の鉄橋「第三雨竜川橋梁(きょうりょう)」の概要を説明した看板がこのほど、橋の前に設置された。看板の外枠に旧深名線のレールが使われている。  看板は東京在住の町出身者でつくる東京幌加内会(古屋利昭会長)が材料費を寄付し、町内の建設業者などでつくる幌加内技能協会(岩本更太郎会長)が無償で施工した。高さ約百八十センチで、金属製の看板には一九三一年(昭和六年)に道内初のつり足場工法によって建設されたことなどが記されている。外枠に使われた旧深名線のレールは同技能協会が保存していた。  第三雨竜川橋梁保存会の菊地守典会長(79)は「八月には町が安全柵を設置するなど、保存活動が町民に浸透していてうれしい。今後は道路への案内標識の設置や花の植栽などをしていきたい」と引き続き観光資源として整備する考えだ(北海道新聞 引用)

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