2007年10月23日火曜日

道、雪印乳業が連携 酪農、食の安全など4分野

道と雪印乳業(東京)は二十二日、酪農振興や食の安全・安心づくりなどの分野で包括連携協定を結ぶことで合意した。同社の高野瀬忠明社長が二十六日に道庁を訪ね、高橋はるみ知事と協定書に調印する。道と民間企業との包括提携は伊藤忠商事、サッポロビールに続き三例目。  協定を結ぶのは雪印乳業と雪印種苗(札幌)、雪印パーラー(同)のグループ三社。北海道発祥の企業である雪印側から連携協定締結の申し出があり、道も、北海道経済の活性化に役立つと判断。《1》酪農振興《2》食の安全・安心づくり《3》子育て支援・健康づくり《4》観光振興-の四分野で協力する。  道が農業試験場で開くチーズや草地づくりなどの研修会に雪印が技術支援を行うほか、雪印出身のスポーツ選手らが講師を務める運動教室などを開く。また、札幌にある雪印の史料館で北海道遺産のパネルを展示し、観光振興につなげる。

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