2007年10月17日水曜日

動物ペイント、商店街を応援 岩見沢・仮駅舎の巨大壁画を再現

【岩見沢】あの巨大壁画を再び-。道教大岩見沢校の学生たちが、商店街の盛り上げに一役買おうと、市内中心部の店のシャッターに絵を描いている。六月にJR岩見沢駅の仮駅舎(解体済み)で話題となった巨大壁画の動物を再現しており、店数が増えれば街をにぎやかに彩りそうだ。  活動の第一弾として、九月二十三日から三西二の時計宝石店レガンのシャッターに、キリンが夕焼けの中にいる様子を描いている。巨大壁画に登場した数百頭の動物たちが「街を応援するために戻ってきた」というイメージで、店が休みの日曜日に一年生七人がかりで作業している。  今月下旬にも完成する見込みで、代表の太田優香さん(22)は「通る人から『いい絵だね』と声をかけられてうれしい。早く完成させてみんなに見てもらいたい」と張り切っている。  仮駅舎の絵を見て感銘を受けた同店の奥野賢一社長が「お客さんに絵を見に来てもらうことで、商店街ににぎわいを出したい」と岩見沢青年会議所と相談し、同校に協力を依頼した。同店はモニター的位置づけで、今後ほかの店にも参加を呼びかける考えで、数店が前向きに検討中だ。  学生をまとめる同校の佐々木けいし准教授は「学生がいろんな場面で創作できるチャンスを与えてもらえるのはありがたい」と感謝。今回はペンキなどの材料費だけで請け負ったが、「将来的に学生の創作活動の足しになる程度の人件費をもらえるようになれば」と考えている。  絵を希望する店は同会議所の厚谷隆次・まちの活性化委員長(電)090・9759・0905へ。(北海道新聞 引用)

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