2007年8月21日火曜日
羊蹄山頂にハンカチで「夢の輪」 4500枚つなぐ
【真狩】「羊蹄山頂から明るい話題を発信しよう」と、旧暦の七夕にあたる十九日、伊達市の主婦佐々木温子さん(36)の呼びかけで道内外の約五十人が後志管内真狩村の真狩登山口から同山(一、八九八メートル)に登頂し、短冊のように願いごとをつづったハンカチ約四千五百枚の「夢の輪」を完成させた。 「ハッピーニュースを自分たちの手で」と昨年、本州の有志が富士山頂にハンカチの輪を出現させた。ハンカチ集めに協力して感銘を受けた佐々木さんは「道内でも」と、蝦夷富士、羊蹄山の登頂を計画した。その他、石垣島などでも計画が持ち上がり、今年は全国七カ所で行われた。 道内外から寄せられたハンカチは、あらかじめミシンで二百枚ずつ、つなげられ、一行の手で頂上に運ばれた。当初、大火口を取り囲む予定だったが、枚数が足りず、小火口と中火口の周囲の登山道約一キロに「世界平和」「五輪で金メダルを取りたい」などと書かれたハンカチを敷いた。晴天で登山客も多く、約二時間の山頂イベントに関心を寄せていた。 同管内蘭越町昆布から参加した看護師滝本祥子さん(28)は「みんなの夢が輪になったとき涙が出た。夢を考える、いい機会になった」と感動していた。(北海道新聞 引用)
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