苫小牧市の食品加工卸会社「ミートホープ」の偽装牛ミンチ事件を受け、道は保健所が情報提供を基に食肉処理施設などへ立ち入り調査する際のマニュアルを作成し、7日の道議会保健福祉委員会に報告した。
ミート社の事件では内部から情報提供を受けながら、立ち入り調査を事前通告していたために偽装を見抜けなかった。マニュアルでは「事前通告なしに速やかに実施する」と明記し、調査で改善を指導した場合は一定期間内に再調査することも定めた。
食肉のDNA検査については▽複数の人から継続して表示違反の通報がある▽立ち入り調査で表示違反の有無が確認できない--などの場合に実施すると要件を決めた。
このほか、食の安全に関する通報は農政部食品政策課に集約することや、道農政事務所など国の機関と「情報交換会議」を毎月開くことも報告した
(毎日新聞 北海道版 引用)
0 件のコメント:
コメントを投稿