2007年8月22日水曜日
石屋製菓 菓子「美冬」も賞味期限延長 道など「不適切」と調査
石屋製菓(札幌)の食品不祥事に関連し、同社が製造・販売するミルフィーユ菓子「美冬(みふゆ)」でも意図的な賞味期限の延長があったとして、道や札幌市保健所が調査していることが二十一日、分かった。人気菓子「白い恋人」の三十周年限定商品での改ざんとは異なり、食品の適正な表示を定めた日本農林規格(JAS)法には違反しないものの、道や市保健所は「不適切だ」と指摘している。 同社は「白い恋人」に次ぐ第二の主力商品を目指し、二○○五年二月、「美冬」を発売。道や市保健所によると、賞味期限は社内で、製造から四十五日間と設定していたが、同社は出荷前に賞味期限を十日程度延ばしていた。 道や市保健所は、「延長」の時期や頻度、数量などを調べているが、道は「(延長が)在庫管理の操作であれば、モラルに違反している」としており、文書で指導や注意を行う可能性もある。 市保健所も、「白い恋人」の賞味期限を一-二カ月恒常的に延ばしていたケースと同類とみており「違法ではないが、消費者の観点から見れば好ましくない」と批判している。 同社の石水勲社長は北海道新聞の取材に対し、「美冬」の賞味期限延長について「把握していない」と答えた。 「美冬」は、パイ生地とブルーベリーなど三種類のクリームを何層にも重ねた洋菓子で、外側はチョコレートで覆われている。 (北海道新聞 引用)
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