2007年9月2日日曜日

金属バット折れ、帯北高野球部員が顔骨折 メーカー、全国の1500本を回収へ

経済産業省は三十一日、帯広北高(帯広)硬式野球部で八月一日、トスバッティングの練習中に、金属製マスコットバットが折れ、一年生部員一人が左目の下の骨を折る事故があったと発表した。同省は、バットに問題があった疑いが強いとみている。バットを製造・販売した大都化成工業(山口県)は同型製品の販売をすでに中止。近く販売済みの製品を回収する方針で、それまで素振り以外に使用しないよう呼びかけている。  同校によると、学校のグラウンドで行っていたトスバッティングの練習中、バットの先端部分が折れて、かがんで下からボールを投げていた一年生部員の顔に破片が当たった。この部員は骨折と裂傷で約二週間入院し、現在も通院を続けているという。同省によると、金属疲労による折損の可能性が強い。  折れたバットの型は「XWMB-15」。同社が二○○四年から製造し、素振りやトスバッティングに使用できる製品として、全国に約千五百本を販売した。同社は「道内を含め納入先を特定次第、回収する。それまでは素振り専用として使用してほしい」としている。(北海道新聞 引用)

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