2007年9月29日土曜日

「北海道発」これからも 鈴井貴之さん故郷赤平で講演

【赤平】赤平青年会議所(植村真美理事長)の創立五十周年記念事業として、赤平出身のタレントで芸能事務所クリエイティブオフィスキュー社長の鈴井貴之さんの講演会が二十五日夜、市文化会館で開かれた。  「独自性の開拓」がテーマ。鈴井さんは、放送作家を目指して上京するつもりだったが、東京の大学の入試に落ち、その機会を失ったと告白。しかし、「芸能文化が根付いていない北海道で活動する方が、可能性があるかもしれないと発想を変えた」と、現在の活躍に至る経緯を語った。  放送作家としての代表作「水曜どうでしょう」について、旅行する出演者の車中でのやりとりを中心にした内容が最初は支持されなかった、と明かした。しかし、「面白いと感じたことをやり続けた。リアルなやりとりが受け入れられるようなった」と、信念を貫く大切さを話した。  最後に「自分にとって東京は中心ではなく地方で、北海道こそが中心。これからも北海道発祥の番組を発信し続ける」と目標を語った。さらに「東京に出なければ何もできないと考える前に、今いる場所ですぐに行動を起こして」と呼びかけると、若者を中心とした約五百人の来場者から拍手がわき起こった。(北海道新聞 引用)

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