2007年9月9日日曜日
サミット記念し地域おこし 2千円札お得なお特区 白石・南郷商店街振興組合
札幌市白石区の南郷商店街振興組合(越智隆夫理事長)は、来年七月の北海道洞爺湖サミット開催を祝って「二千円札お特区」企画を始めた。二千円札を使えば、お得なサービスが受けられる趣向だ。沖縄サミット記念に発行されたものの、ほとんど使われていない二千円札を復権させ、地域経済の活性化を目指す。 同組合理事で中村薬局を経営する中村峰夫さん(47)がアイデアを出した。「お釣りとして渡すのも気が引ける」(中村さん)ほど影の薄くなった二千円札を生かし、サミットの話題づくりと商店街活性化の一石二鳥を狙った試みだ。 通常三千-四千円相当の商品を二千円で提供したり、消費税相当の5%を値引きするなど、店側は二千円札の使用を条件に独自のサービスを提供する。同組合加盟店は、地下鉄東西線南郷七丁目駅周辺の五十三店で、近隣の賛同店を含め、飲食店や薬局、洋服リフォーム店など十店が一日から先行してサービスを始めた。他の加盟店や、大手ホテル、ビール会社も参加を検討しているという。 二○○○年に登場した二千円札の流通量は○四年八月の五億千三百万枚をピークに減少。今年八月末現在、一億五千五百万枚で、大半が金融機関の金庫に眠ったまま。これを使えば、地域通貨のように新たな製作コストをかけず、失敗しても誰も困らないサービスを提供できるという訳だ。 中村さんは「どの地域のどんな店でも参加できるのがポイント。観光客にもPRできる。YOSAKOIソーラン祭りのように全国に広がれば」と期待する。参加店などはホームページ(http://pub.ne.jp/kanpow/)で確認できる。問い合わせは中村薬局(電)861・2808へ(北海道新聞 引用)
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