2007年9月8日土曜日

空き地借り子供と一緒に森づくり 室蘭のNPO法人が9日植樹祭 参加者を募集

キャンプなどを通じ子供の健全育成に取り組む室蘭のNPO法人「夢工房とむそーやくらぶ」(神島博之代表)が、市立港北幼稚園に隣接する百八十二アールの空き地で森づくりに取り組んでいる。九日にはミズナラなどの苗木一万本を植樹する予定で、同くらぶは「園児や地域の子供たちが住民と一緒に木を育て、地域の交流の場になるような『森』にしたい」と意気込んでいる。  港北幼稚園は来年度から、私立の桜ケ丘幼稚園(増市町)に建物ごと移行する計画で、植樹の土地を桜ケ丘幼稚園が新たに取得。自然の中で子供たちを学ばせたいという同幼稚園の意向もあり、同くらぶがその土地を借りて森づくりに取り組むことになった。  植樹するのはミズナラ四千五百本、エゾヤマザクラ二千五百本、ナナカマド二千本、ヤマクワ、ハマナス各五百本。家具・インテリアチェーン大手ニトリ(札幌)の北海道応援基金の助成を受け、苗木を調達した。  同くらぶのメンバーが今年五月から敷地の整地を始め、雑草などを取り除いて準備してきた。神島代表は「子供たちが自然環境の大切さを学べる場にもなれば」と話す。  九日は「植樹祭」と銘打ち、午前八時から作業を始める。同くらぶは植樹を手伝ってくれる人を募集中。参加者は軍手、剣先スコップ、水を入れたペットボトル(二リットル)二-四本を持参する。昼食は同くらぶが用意する。問い合わせは同くらぶ事務局(電)090・8273・7417へ。(北海道新聞 引用)

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